中国生活ブログ»中国の「三伏天(サンフゥテェン)」て何? - 【中国遼寧省/瀋陽ガイド】

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中国の「三伏天(サンフゥテェン)」て何?

中国の暦の中に「三伏天(サンフゥテェン)」と呼ばれる期間が有ります。

これは、一年を通して最も暑い時期をあらわすものです。

また、逆に「三九天(サンジュウテェン)」は一年を通して冬の最も寒い時期(冬至頃)を言います。

7月19日が一伏(イーフゥ)で、皆で餃子を食べ精力をつけます。

これは夏の暑さを乗り切る意味からだそうです。

日本の「土用の丑の日」のような考え方で、日本ではうなぎが定番ですが、中国瀋陽では餃子を食べます。(中国の地域により違いがあります。)

ここ瀋陽では夏の暑さを乗り切るための慣わしが現在も伝わっています。

一伏(7/19~7/29)10日間 餃子
二伏(7/30~8/10)10日間 めん類
三伏(8/11~8/21)10日間 烙餅(ラオ ビン)、玉子炒め

一伏は餃子

一伏は餃子

二伏はめん類

二伏はめん類

三伏は烙餅(ラオ ビン)、玉子炒め

三伏は烙餅(ラオ ビン)、玉子炒め

夏の暑い時期の夏バテを防ぐために食べます。(これが全てではありません。)

食欲不振から体力の低下等で夏カゼを防ぐ効果を期待しての習慣だとも言われています。

日本でも夏の暑さ対策として食事から健康を守り、維持する考えは中国でも共通です。

また、中国での地方により習慣の違いがありますが、冬至の「三九天(サンジュウテェン)」の時期に、針やお灸〔薬草のシップ〕をする習慣があります。

この時期は、アレルギー鼻炎、喘息などの治療に良い季節とも言われています。

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